6月27日、28日の2日間にわたり、京都を訪問しました。
当日の朝は台風の影響が心配され、天候を気にしながらの出発となりましたが、京都に到着する頃には天気も回復し、2日間を通して雨に悩まされることなく過ごすことができました。蒸し暑さはありましたが、京都らしい街並みを散策するには絶好の天候となりました。
南座で「第33回 京都五花街合同公演 都の賑い」を鑑賞
1日目は14時に南座へ集合し、14時30分開演の「第33回 京都五花街合同公演 都の賑い」を鑑賞しました。
京都駅から南座までは地下鉄や京阪電車などを利用して約15~20分ほど。四条大橋の東側、鴨川沿いに建つ南座は京都のランドマークの一つとして知られています。
南座は、江戸時代初期から約400年もの歴史を持つ、現存する日本最古の歴史を持つ劇場の一つです。歌舞伎をはじめとした伝統芸能の公演が数多く行われ、京都文化を象徴する存在でもあります。劇場の前に立つだけでも、その風格と長い歴史を感じることができました。
当日は観光客も多く、南座周辺は大変にぎわっていました。一方で、少し裏通りへ入ると京都らしい静かな町並みが広がり、観光地でありながら落ち着いた雰囲気も感じられました。
座席ではそれぞれ座席が離れておりましたが、私の今回の席は芸妓さんや舞妓さんを間近に見ることのできる大変良い席でした。出演者一人ひとりの表情や繊細な所作までしっかりと見ることができ、その迫力や美しさを存分に味わうことができました。参加者の中では加藤さん以外が初めての鑑賞でしたが、華やかな舞や演奏、そして五花街それぞれの特色を生かした演目に終始引き込まれました。
京都には祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東という五つの花街があります。それぞれが受け継いできた舞やお囃子を一度に鑑賞できる「都の賑い」は、京都でも貴重な公演であり、日本の伝統文化の奥深さを改めて感じる機会となりました。
一見さんお断りのお茶屋「まめちか」へ
公演終了後は、先斗町にあるお茶屋「まめちか」を訪れました。
お茶屋は京都ならではの伝統文化を今に伝える場所であり、多くのお店が「一見さんお断り」という文化を守っています。そのため、普段は紹介がなければ入ることのできない特別な空間です。今回、そのようなお茶屋を訪問する機会をいただけたことは、大変貴重な経験となりました。
室内は落ち着いた和の空間が広がり、京都らしいおもてなしの雰囲気に包まれていました。芸妓さんや舞妓さんから花街の文化や日々の生活についてお話を伺いながら、お座敷遊びも体験させていただきました。
今回の訪問で最も印象に残ったのは、このお座敷遊びです。
普段はテレビや映画でしか見ることのない世界でしたが、実際には芸妓さんが場を盛り上げながら進行してくださり、ゲームや遊びを通じて自然と会話が弾みました。参加者全員が笑顔になり、終始和やかな雰囲気の中で京都ならではのお座敷文化を体験することができました。
さらに驚いたのは、お茶屋で約5~6時間という長い時間を過ごさせていただいたことです。普段では決して体験することのできない貴重な時間となりました。このような機会をいただいた加藤さんには、心より感謝申し上げます。
芸妓さんや舞妓さんの立ち居振る舞いや礼儀作法には、長年の厳しい稽古によって培われた美しさが感じられました。特に、皆さんの凛とした力強い眼差しがとても印象的で、日々芸を磨き続ける覚悟や誇りが伝わってくるようでした。
お話を伺う中で、芸妓さんや舞妓さんは先斗町歌舞練場で日々稽古を重ねていることも教えていただきました(映画「国宝」でもロケ地となっています)。
舞台で見せる華やかな姿の裏には地道な努力の積み重ねがあり、伝統文化を守り続けることの大変さと尊さを改めて感じました。
訪問後には、「まめちか」がYahoo!ニュースでも紹介されている記事を目にしました。実際に訪れた場所がニュースで取り上げられていることを知り、貴重な機会に参加できたことを大変うれしく思いました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/83681f00c5306b086979520f3888b27eb1438614
町家の趣を感じる「京都一の傳祇園ハナレ」で昼食
2日目は、「京都一の傳祇園ハナレ」で昼食をいただきました。
一の傳は京都の西京漬で知られる老舗で、「一の傳ハナレ」は京都らしい町家を改装した趣のある建物です。木のぬくもりを感じる落ち着いた店内は、都会の喧騒を忘れさせてくれるような空間でした。
歴史ある町並みの中でゆっくりと食事を楽しみながら、京都ならではの雰囲気を味わうことができました。料理だけでなく、建物や空間そのものからも京都文化の魅力を感じられる場所でした。
おわりに
清水寺
八坂神社
スターバックス コーヒー 京都三条大橋店の納涼床から見える鴨川と三条大橋
スターバックスコーヒー三条大橋店の鴨川納涼床は、5月1日から9月30日までの期間限定で追加料金なしで通常のメニューを楽しめます。
南座全体像
今回の2日間では、「都の賑い」で京都五花街の伝統芸能を鑑賞し、お茶屋「まめちか」で実際のお座敷文化を体験するなど、普段ではなかなか経験できない貴重な機会に恵まれました。
京都の文化は、舞台だけでなく、街並みや建物、人々の所作やおもてなしなど、さまざまな要素によって支えられていることを実感しました。特に、お茶屋での座敷遊びや芸妓さんとの交流は今回の訪問で最も印象に残る体験となり、京都の伝統文化をより身近に感じることができました。
また、長い年月をかけて磨かれた技術や礼儀、伝統を守り続ける姿勢に触れたことで、日々の積み重ねの大切さを改めて考える機会にもなりました。
今回学んだことや感じたことを今後の業務にも生かし、また機会があれば季節を変えて京都を訪れ、新たな魅力を発見したいと思います。
(新創ライフ参加者一同)